離婚したい私と、絶対に逃がさない冷徹社長

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第193章 一緒に浸かる

九条綾が小さく頷き、二人が更衣室を出ると、外ではすでに西園寺蓮と橋上七海が待ち構えていた。

桜加奈子は九条綾の腕を離すと、彼の方へ歩み寄った。

「ダーリン、私のこと待っててくれたの?」

橋上七海は慣れた手つきで彼女の滑らかな背中に腕を回すと、隣にいる親友を素早く一瞥した。

相手は視線すら寄越さなかったが、彼は婚約者を抱き寄せたままくるりと体の向きを変える。

「お前、またそんなビキニ姿でうろついてんのか」

桜加奈子はむしろ嬉しそうに爪先立ちし、彼の頬に口づけを落とした。

「なあに? 妬いてるの?」

橋上七海は彼女を睨んだ。

「誰が妬くか。ほら」

言いながら、用意していたバス...

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