黄昏の残照

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第558話

潘文清は今、気分がずっと良くなっていた。先ほどの灼熱感は消毒液が効いていたのだろう。もう一つの清涼感は確かに心地よかった。

潘文清がベッドに顔を赤らめてうつ伏せになっているとき、突然背後から大威の指先が一節分、爪ほどの長さが、ゆっくりと後ろの穴に入ってくるのを感じた。

「あなた、何してるの?早く出して、痛いわ」潘文清は細い腰を軽くくねらせ、大威の指先を後ろから抜かせようとした。

「心配するな、中に傷があるかもしれないから確かめてるんだ。処置しておかないとあとで面倒になる。もう少し我慢して」大威はそう言いながら、指をさらに少し奥へと進めた。大威の指が入るにつれて、潘文清は再び複雑な感情の入...

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