絶色の香り

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第435話

「龍江は僕の質問を聞き終えると笑って言った。「小宇、今日どうしても僕から答えが欲しいのか?もしその答えが得られないと、僕はここにいられなくて、友達でいられないということか?」

「そうだよ、龍江兄貴。正直に言うと、最初の出会いはあまり完璧じゃなかったけど、その後のことは全部兄弟としての行動だった。時には無償で僕を助けてくれた。そのことがプレッシャーになってる。今日はハッキリ言わせてもらうけど、何を裏で企んでいるにしても、僕に話してくれていいんだ。あまりにひどくなければ、僕に影響がないか、あるいは影響が小さければ、協力するよ。何が必要なのか、何をすれば一緒に仕事を続けられるのか、言ってくれ」

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