姉を選んで私を捨てた冷徹社長が、お見合いをした途端に「俺の女だ」と執着してくる件について

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第87章 結果

「あの女を……かばうつもり?」

西園寺希美の唇が微かに震え、その瞳は信じられないという色に染まっていた。

直接的な証拠はないものの、この件が西園寺玲奈の差し金であることは疑いようもなかった。間違いなく、彼女が関与している。

神宮寺蓮はその詰問を受けても、固く寄せられた眉間の皺を緩めようとはしなかった。

「調査はする」

「調査した後は?」

希美はさらに詰め寄った。

病室は恐ろしいほどの静寂に包まれた。

窓の外は完全に闇に沈み、山あいの深夜は静まり返っている。ただ、窓の隙間から微かな虫の音だけが染み入ってきていた。

部屋には枕元の灯りしかなく、神宮寺蓮の顔半分は薄暗い陰影に隠れ...

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