離婚したい私と、絶対に逃がさない冷徹社長

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第115章 お見合い

徳丸七瀬は、エレベーターの扉が完全に閉まるのを見届けてから、ほうっと息を吐き出した。

「西園寺社長のオーラ、凄まじいですね。お会いするたびに緊張しちゃいます」

上島早紀はそれを聞いて、唇の端を軽く引きつらせただけだった。確かに威圧感は増しているが、それ以上に人間味が薄れ、冷酷さが増しているように感じる。

一日中、笑顔の一つも見せない。

それも無理はない。嫁に逃げられ、子供も失ったのだ。まともな人間なら笑えるはずがない。

「自業自得よ」

「え? 誰のことですか?」

「なんでもないわ。仕事に戻りましょ」

加藤和成は西園寺蓮が姿を現すと、すぐに後部座席のドアを開けた。

この二年間...

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