姉を選んで私を捨てた冷徹社長が、お見合いをした途端に「俺の女だ」と執着してくる件について

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第20章 水泡に帰す心血

西園寺希美は呆然と立ち尽くしていた。

足元に散らばる無数のガラス片、千切れた配線、そしてかつて『スターライト』の魂を象徴していたはずの装置……それらが今、無惨な瓦礫の山と化している。

彼女の心血、彼女の執念……。

そのすべてが、破壊されていた。

神宮寺蓮が駆けつけた時、目に飛び込んできたのはそんな惨状だった。

床一面に散乱するガラスと紙屑、バラバラに解体されたプラネタリウム装置、そしてその中心でしゃがみ込み、破片を一つひとつ拾い集めている西園寺希美の姿。

彼女の手は切れており、指先から滴る鮮血が破片を赤く染めていた。

だが彼女は痛みなど感じていないかのように、虚ろな瞳のまま、機...

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