姉を選んで私を捨てた冷徹社長が、お見合いをした途端に「俺の女だ」と執着してくる件について

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第131章 障子紙

草柳真名は艶然と微笑みながら立ち上がると、西園寺希美の目の前まで歩み寄った。そして、いきなりその襟元に手を伸ばした。

「あら、こんなに汗をかいて。まだ強情を張るおつもり?」

西園寺希美はぎくりとして身を引いたが、草柳真名の奔放な振る舞いを予測できておらず、反応が遅れた。

襟元が強引に広げられ、その下に隠されていた深浅様々な紅い痕が露わになる。

白磁のような首筋に刻まれた鮮烈な赤は、あまりにも目に焼きつくものだった。西園寺希美は慌てて襟を合わせたが、その場にいる全員の視線がすでにそれを捉えていた。

上座に座る神宮寺の御隠居の顔色が、みるみるうちに沈んでいく。

西園寺希美はこの事態に...

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