私たちのルナ、私たちの伴侶

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第22話

アテナの視点

朝の5時30分頃、私はようやく目を覚ました。前夜の泣きすぎで目は真っ赤になっていた。ベッドの中で裸のまま横たわり、自分の身に起きたすべてのことを考えると体を動かすことさえできなかった。

「なぜ?なぜ私なの」と誰に言うでもなく小声でつぶやきながら、ベッドの上で体を丸めた。前夜シェーンに尻を犯された痛みが体中に残っていて、その記憶に涙がまた頬を伝い落ちる。

返事が返ってくるはずもないと悟ると、私はただそこに横たわることにした。家族が怒ろうとも気にしなかった。どうせ彼らは私のことなど気にかけてはくれない。私を気にかけてくれるのはマヤだけ。マヤはいつも気にかけてくれる。そし...

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