56話

アシュリー視点

最初のエリートトレーニングを教授と始めてから、私はすぐにアーチェリーが本当に好きだということに気づいた。日が経つにつれて、それが私が本当に集中できる唯一のことになり、三人でトレーニングジムに集まるたびに心から幸せを感じていた。

そして今日も例外ではない。外見では平静を装っているけれど、内側では幸せがぶくぶくと湧き上がっている。

今日アンノと別れる前にも、彼はこのクラスを始めてからの数日間、私が輝いているように見えると指摘してきた。

カイデンがまだアカデミーに入学していないという事実が、私の幸せに大きく貢献していることは言うまでもないだろう。聞いた話によると、あの小さな王...