第145話

ルーサー

レキシがヴァレローズを伴侶として迎えることを我々が支援すると告げた後、彼女の肩から重荷が降りるのが見えたと誓えるほどだった。もっと早く助けの手を差し伸べるべきだったと思う。レキシは俺たちを見上げてニヤリと笑った。「どれだけあなたたちを愛し、感謝しているか見せてあげる。私のアルファたち」彼女が俺たちをアルファと呼ぶと、何かが俺のものを跳ね上がらせた。ライアンと俺は唸った。「もう一度言って」ライアンはかすれた声で命じた。レキシは一瞬混乱したが、すぐに理解した。彼女はライアンの裸の胸に手を置き、爪をゆっくりと下に這わせた。彼に体を寄せ、「アルファ」と甘く囁いた。ああ、彼女にはこれをもっと...