億万長者のタッチで氷を溶かす

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第520話

アリックは私の後ろのソファから滑り降り、床に崩れ落ちた。ソファを背もたれにして座る彼の横で、私はソファの長さいっぱいに横になり、近くにある彼の頭と髪を感じながら、トップのとがった髪に指を差し込んだ。彼は私の手に頭を預け、深いため息をつく。二人とも同じように疲れ果て、息も絶え絶えだった。私たちは裸のままだったが、体の熱は最高潮に達し、眠れそうな気分だった。激しい運動で心臓は高鳴り、肌の表面から体の内側まで、すべてがビリビリと震えていた。

「なんてこった、ベイビー…僕の小さなポルノスター。僕のスタミナに匹敵する女の子を見つけるなんて誰が想像したろう?途中で心臓発作を起こすかと思って、あきらめそう...

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