第55話

ジョンとジェイミーが初めて私の部屋を訪れてから3ヶ月が経った。私が最も恐れていたことに、ジョンは翌日、父の執務室に呼び出された。ただの会議だったと知って安堵した。その1週間後、ジョンは良い知らせと数個の荷物を持って戻ってきた。父は彼に、引き戸のガラスドアと小さな木製のポーチを設置する許可を与えたのだ。驚いたことに、彼は私のために食料品店で荷物を受け取るよう命じられた。私はもう建物に入ることを許されていないが、父はオンラインで食料と生活必需品を注文し、ジョンかジェイミーだけが受け取ることを許されている。ようやく多少は栄養のある食べ物が週に一度玄関先に届くようになったが、それでもかろうじて生きてい...