第100話

「キャス？」コルトンが初めて彼に直接話しかけた。

キャシアスはクレイトンの服を脱がせようとする試みを一時停止し、幼い少年が彼にもたれかかって静かに泣くのを許した。

「彼のお尻を見るのに必要な姿勢だと、プライバシーを保ちながらというのは上手くいかないよ。手伝わせて」彼はゆっくりと話し、キャシアスの受け入れ具合に不確かさを感じながら。

「下着は脱がせないよ」彼はコルトンに応える。

「落ち着いて、クレイトン。見るだけだけど、まず君が落ち着く必要があるんだ。大丈夫だよ」

彼はクレイを抱き上げ、泣き叫ぶ子供を再び胸に引き寄せる。彼が即座に反応したことは皆にとって安堵だった。コルトンは私の腕に頭を寄せ、若...